1949-05-09 第5回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号
これは最高裁判所の方と、法務廳の方から担当の者が出席いたしまして、高等試驗委員の方にお集まりを願つて、大体このぐらい数が必要であるから、それだけの数を何とかとりたいということで、実は多少合格点の程度を下げたのであります。それから昨年の試驗におきましては、これまた昭和二十四年には約三百名くらいを採用する予定であつた。ところが試驗委員会の方では、点数を調べてみますとその数には満たないのであります。
これは最高裁判所の方と、法務廳の方から担当の者が出席いたしまして、高等試驗委員の方にお集まりを願つて、大体このぐらい数が必要であるから、それだけの数を何とかとりたいということで、実は多少合格点の程度を下げたのであります。それから昨年の試驗におきましては、これまた昭和二十四年には約三百名くらいを採用する予定であつた。ところが試驗委員会の方では、点数を調べてみますとその数には満たないのであります。
從來のいわゆる諮問的または審議的な機能を有します、みずから行政的な権限を有する各種の行政委員会、たとえば公正取引委員会とか、証券取引委員会とかいうあの行政委員会でありますが、これら各種の行政委員会が多数設けられるに至りましたことは、終戰後の行政機構改革に見られる著しい特徴でございますが、從來の高等試驗委員、あるいはその他の檢定委員会等も、一種の行政委員会であると見られるのでございます。
淺井清氏は、当年五十四才の方でありまして、大正八年に慶應大学法律科を卒業し、大正十四年欧州に留学、昭和三年帰朝後慶應大学法学部教授となり、同十三年法学博士の学位を得、昭和二十一年七月貴族院議員に選ばれ、同二十一年高等、試驗委員を仰せつけられて後、昭和二十一年十一月十五日、行政調査部公務員部長となり、國家公務員に関する行政並びに法案の立案に携わり、昭和二十二年十月三十一日、第一回國会において、國会の御同意
淺井清氏は当年五十四歳になられたのでありますが、大正八年慶應大学の法律科を卒業され、大正十四年欧洲に留学、昭和三年帰朝後慶應大学法学部の教授となられ、同十三年法学博士の学位を得、昭和二十一年七月貴族院議員に選ばれ、同二十一年高等試驗委員を仰せ付けられて後、昭和二十一年十一月十五日行政調査部公務員部長となられまして、國家公務員に関する行政並びに法案の立案に携わられ、昭和二十二月十月三十一日第一回國会において
それから、一級官吏詮衡委員会官制でありますとか、二級事務官吏詮衡委員会官制であるとか、高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法であるとか、これらの制度は、これら選考に関する事務は、從來内閣または法務廳においてこれを実施していたわけでありますが、これらの規定を廃止することによりまして、これらの選考事務は、一級、二級、三級という制度が存する限りは、この古い選考基準によるわけでありますが、今後は人事院がこの
最後に、從來定められておりました官吏懲戒令、高等試驗令、高等試驗委員及び普通試驗委員会官制、一級官吏銓衡委員会官制、二級事務官吏詮衡委員会官制、その他の勅令及びこれらに基く命令は、この法律施行の日から廃止することにいたしました次第であります。 以上を以ちまして、この改正法律案の要旨を御説明申上げました。
最後に、從來定められて居りました官吏懲戒令、高等試驗令、高等試驗委員及び普通試驗委員会官制、一級官吏銓衡委員会官性、二級事務官銓衡委員会官制、昭和二十年勅令第七十七号等の勅令、並びに高等試驗会員及び普通試驗会員臨時措置法及びこれらに基く命令は、この法律施行の日から廃止することといたしました。 以上をもつて、本改正法律案の趣旨の御説明を終ります。
高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案について申述べます。 実は近く國家公務員法が七月一日から実施されるのでありまして、それに伴いまして、この試驗に関する制度も根本的に改革される筈でありますが、諸般の都合でまだ準備が整つておりませんので、暫く現在の高等試驗並びに普通試驗の制度を継続したいということであります。
昭和二十三年六月四日(金曜日) 午前十時三十八分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第四十一号 昭和二十三年六月四日 午前十時開議 第一 輸送力増強に関する決議案(板谷順助君外三名発議)(委員会審査省略要求事件) 第二 電波物理研究所を電氣試驗所に統合する法律案(内閣提出)(委員長報告) 第三 高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案(内閣提出衆議院送付)(委員長報告
○議長(松平恒雄君) この際日程第二、電波物理研究所を電氣試験所に統合する法律案(内閣提出)、日程第三、高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案(内閣提出、衆議院送付)を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本件も檢討の対象になつておつたのでありますが、只今お言葉にありましたような懸念から申しますというと、実は從前の高等試驗委員はずつと長い間、当時の政務官である法制局長官が委員長であり、且つ第一部長は法制局長官が兼ねるという制度になつておりまして、永年の間左様なことで参つているのでありますけれども、御懸念のような弊害は、余計なことでございますが、ございませんでした。
政務官が高等試驗委員の委員長になりますることは、情実に堕する虞れがあると考えまするので、適当でないということを思うのでございますが、この点政府におきましては事務官をお充てになることが妥当とお考えになりますか、如何でございますか。この点伺いたいと思います。
昭和二十三年六月三日(木曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○高等試驗委員及び普通試驗委員臨時 措置法案(内閣提出、衆議院送付) ○昭和二十一年度歳入歳出総決算(内 閣提出) ○昭和二十一年特別会計歳入歳出決算 (内閣提出) ○特殊財産資金歳入歳出決算(内閣提 出) (外務省、内務省、大藏省所管) ————————————— 午後一時四十五分開会
從いましてそれまではなお暫定的に現行の官吏制度が適用されまして、ただいま御審議いただきますこの高等試驗委員及び普通試驗委員の制度も、ここ当分は、七月にはいりましてもなお存置される次第であります。本案は右の事情を基礎といたしましてこの高等試驗委員及び普通試驗委員の制度について大略二点の改正を加えんとするものでございます。
これより高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案を議題として討論に付します。
本日の審議は日程の順により、まず高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案を議題といたします。政府当局から提案理由の御説明を願います。
高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。 御承知のように國家公務員法は來る七月一日から施行ということに相成つておるのではありますけれども、その実体の規定が現実に適用を見まするのは、公務員法に基きまする職階制が確立され、おのおの職階に應じましての試驗制度等が完成した後ということに相成るわけであります。
次は高等試驗委員及び普通試驗委員臨時措置法案を議題として、政府委員の説明を求めます。
○小川友三君 「高等試驗委員及び普通試驗委員」とありますが、これは高等試驗委員会と改めるということでありますから、これは見出しは当然私は、「高等試驗委員会及び普通試驗委員会臨時措置法」となるのではないかと思うのでありますが、これに対する御意見をお伺い申上げます。
二級官は全部高等試驗委員に任してあります。これは外交官系統と一般行政官系統とに分れておる次第でありまして、原則として役人である高等試驗委員が当ることになつておりまするが、高等試驗委員は顧問その他を以て問題の場合には、それに聽くことができることになつております。
つまりそういうことは丁度任用に関して、自由任用と選考任用とがアプリオリになつて、そこから選考任用を補足するものとして自由任用のための條項を但書で食つつけて行くというような法の制定の精神が基礎にあつたために、ああいう人が高等試驗委員になつてしまつたということも結果として生じたとこう考えられます。
人事院がいかなる構成でこれをやつて行くかということにつきましては、私としましてはまた選考機関につきましては、先程申上げましたような構想を持つて予算その他を要求しようと考えておるだけでありまして、はつきりとはしておりませんけれども、從前のような高等試驗委員がよく言われます漢学中心である。法律経済中心であるというような少なくとも姿はすつかり消してしまいたい。
最近、殊に私は去年高等試驗委員としていろいろなことを拜命しておりまして、いろいろな多数の答案に接しておるのでありますが、殊に最近のような学力低下の時代におきましては、これで試驗がなかつたら、これはどんな人が中枢になるか分らないというような感じがいたしました。試驗制度というものは飽くまでやはり保持しなければならないのじやないかというように考えておるのであります。